『最初からクライマックス』な件について

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「コヨミンが決めかねてるようだからウチらのアピールタイムを設けてみました。」 まずコヨミンて誰だ。ぴ○みんみたいな呼び方しやがって。爆発するぞこのやろう。しかし悲しいことにアピールタイムに突入するのであった。 「エントリーNo.1一之瀬葵。まぁようするにボクが言いたいのはだね…」 少しだけ照れくさそうに言葉を紡ぎ出す葵。普段とのギャップに柄にもなくどきっとしてしまう。 「君のお尻が大好きなんだっ!愛してると言ってもいいね!!君のお尻を世界一うまく扱う自信がボクにはあるっ!!」 「僕のときめきを返せバカやろう。」 「こんなボクにときめくなんて君も物好きだね。ちなみになんだがボクを選ばなかった場合はだね…」 …目が怖い。いったい何をやらかす気だこいつは。 「これを穴という穴にねじ込むからそのつもりでね。」 『ヴィ~ン…』 おばかっ!いきなり そんなひとさまに見せられない物を出すんじゃないっ! 「モザイクをかけろモザイクをっ!」 何を出したから僕の口からは言えない。ご想像におまかせというやつだ。ただ絶対にねじ込まれたくないとだけ言っておこう。
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