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「ソレイユ~。今日の朝ご飯は、何だ~!?」
その声が誰だか、はっきりと分かった。
窓の割れる音が、その声と共に聞こえてきた。
「ソラ君でしょ!?全く、もう!!いつも言ってるでしょ!?玄関から、入って来なさいよ!!」
窓の割れた音が、聞こえてきた方向に、ソレイユは、走って行った。
そこには、ガラスの破片をかぶった赤色の髪に緑色の目を持った男の子が、座っていた。
「おはよう!!ソレイユ。」
その男の子は、笑って、ソレイユに飛びついてきた。
ソレイユは、その男の子の下敷きになった。
「重い…。ソラ君、一体、今日は何なの?」
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