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涼くんの部屋に入ると
涼くんの匂いで溢れていて
余計に涙がでた。
この、ちょっと甘い
鼻にかかる匂いが
大好きなんだ…
涼『ねぇ、何かあった?
オレに話してよ…』
裕『だってぇ…
涼くんがぁ……』
僕は、思っていたこと
全てを嗚咽を洩らしながら
泣きじゃくって話した。
涼『っ……』
裕『イラっとした?
僕、重いでしょうっ…』
僕なんか、涼くんに
好かれていいのか
わかんないよ。
涼くんが大好きで
気持ちが大きく
なっちゃうんだよ……
完璧な涼くんを
見る度に……
胸がチクッて
痛いんだよ……
.
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