4人が本棚に入れています
本棚に追加
恵哉サイド
俺が二十歳の時のはなし
どしゃ降りの雨が降りしきる中で
ある公園の自販機で温かいコーヒーを買った
恵哉「さみ~😖あれ?」
自販機のすぐ近くにある大きな木下
電化製品の大きな段ボールが捨ててある
近くに行くと段ボールには…
『拾ってください。』とかかれ、名前がかかれていた
恵哉「大きな方が隆[たか],小さい方が悠です」
最初犬や猫が入っていると思ってた
それにしては人間じみてると思ったが…
閉じられているふたを開けると
まだ小さな男の子が二人いた
隆と思われる子は不思議そうにこちらを見上げ
悠と思われる子は隆にくっつき眠っていた
どちらもまだ二歳くらいだ
恵哉「…ママは?」
隆「知らない。昨日からここにいるの😃」
最初のコメントを投稿しよう!