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――――――――――――翌日
色々とあったテスト期間も終わり、今日から普段通りの時間割での日々が始まる。
テストから解放されたのは心底嬉しいのだけど、昼に帰れる毎日に少し未練が残ってしまう。
ガラララ・・・・
私が教室の扉を開けて目に飛び込んできたのは、いつも通りの何気ない日常の風景。
昨日の騒ぎなど無かったかの様に、穏やかな朝の一面を写し出していた。
「あっ、恭子おはよ!」
「ん、おはよ」
私は、すれ違うクラスメイトに軽く挨拶を繰り返しながら自分の席に着いた。
その直後、
「恭ちゃ~ん!!おっはよぉ~!!!」
人一倍大きな挨拶で麻衣が私の背後から不意に抱きついてきた。
「わわ・・・っと。ははっ、麻衣おはよ」
私はバランスを崩しながらも、密着する麻衣に返事をする。
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