゚*第三章*゚

3/13
前へ
/118ページ
次へ
「…っ分かりません…」 「うんうん、そっかーこれは風船っ!」 ……。 「ふ…せん?」 「そうだよ、手を離すとすぐ空にユラユラ飛んでいっちゃうんだ」 …多分私、“ふせん”知ってる。 必死に思い出そうとする。 赤い“ふせん”が沢山。 沢山の“ふせん”を持ったクマさん。
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加