゚*第三章*゚

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その先を思い出そうとした瞬間…。 「…痛っ」 頭に激痛が走る。 「由真っ!?」 お母さんが心配そうな顔をして、 私の顔を覗き込む。 「…だっ大丈夫っ」 これくらい…平気。 ーーーーーーーーーーーー 「由真っ!風船貰ったよ」 細くて白い綺麗な手が、 しっかりと風船の紐を握り締めてる。 「かわいーっありがと」 「しっかりと握ってなきゃだめだからね?」
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