゚*第三章*゚

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「なるほど、テスト役に立ったね?退院したら外でいろんな物を、嫌でもみますね?」 「はい」 「それが今のテスト、写真や絵だと思ってください…少しずつ思い出せるかも知れないからね?」 退院したら、何もかもが役に立つ。 白ばっかりの病院じゃあ、何も思い出せない。 「それと、退院ですが…由真ちゃんは奇跡的に外傷はありませんっ精密検査も以上なし!最短で明日には退院できますが…」 「明日…!すぐにでもっ」 先生は多分、お母さんに聞いてたと思うけど私が答えてしまった。
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