゚*プロローグ*゚

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ピッピッピッ。 ぁあ…またこの音。 「ん…」 「…由真?」 知らない男の人が私の手を握ってる。 「あ…の…私…」 「君は町田由真、俺は金原楓」 「か…えで…?」 男の人はにっこり微笑みながら、 そう、楓と呟いた。 「先生、呼んでくるからね」 そう言って楓さんは、 私の手を離して病室を出て行く。 「…町田…由真…」 私の名前…町田…由真…。
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