゚*プロローグ*゚

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…私との…思い出…? 「例えば、俺と由真との関係を無くしたくない。俺と由真が今までどんな関係で、どんな思い出を作ってきたか…俺はそれを俺だけの気持ちで終わらせたくない…」 真剣な眼差しで私を見つめる。 「楓さん…」 「以前は楓さんなんて呼ぶ仲じゃなかった…」 楓さんは悲しそうにうつむきながら、話を続ける。 「楓…楓だよ由真…付き合ってたんだよ俺ら…なんでこんな…」 目に涙を溜めながら私を見つめる。
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