宇津木宗一の場合

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宇津木宗一の場合

プロローグ この空を 覆う程のあなたへの思い 気付いた時には 既に遅く もう届けられないのならばあなたの元へ 姉とはぐれて、学園をさまよっていると、まるで全ての時を、止めてしまうのではないかと思う程の歌声が聞こえてきた。
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