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その声の方へいってみると
そこには、美しい歌声に勝るとも劣らない
まるで見るもの全てを引きずり込んでしまうような、女の子が歌を歌っていた。
背は小さく、その背の小ささとは裏腹に伸びた、長い金色の髪……
俺はその光景に、目が釘付けになってしまっていた。
しばらく、何秒、何分だろうか 立ちすくんでいると
その女の子は、こちらに気が付いた。
しばし考え事をしていたようだが、しばらくすると……
ポン、という何かが破裂したような音がどこからともなく聞こえ
顔を真っ赤にして、美少女とは思えない形相で
「みたわねー 殺○ 今○す すぐ 殺○ー」
と、こちらへ猛ダッシュをしてきた。
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