ぼくの仕事は自室警備員。

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 ̄ この学園には、色んな仕事がある。 新聞委員会。 図書委員会。 環境委員会。 もちろん。 生徒会や風紀委員だって。 学園の人にとって、大切なお仕事。 だから。 僕にだって立派な仕事がある。 それは[自室警備員] どう? かっこいいでしょ? 自宅っていいたいところだけど、寮だから自宅じゃないし。 ちなみに、夏休み中の帰省は自宅警備員。 相部屋だから、もうひとりいるし。 あったことないから、誰だか知らないけど。 だから、[自室]ってことで。 なかなか、気に入ってる。 この立場も。 この生活も。 点数は取れてればいいから、単位は貰えてるし。 学校いかないで、好きなときにご飯食べて。 好きなときに、寝ておきて。 自分の好きなことをとことんする。 もう、たまんないよね。 ほんと幸せ。 だけど、それは簡単に壊れた。 面白いくらいに簡単にね。 あいつのせいで。
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