17人が本棚に入れています
本棚に追加
 ̄
「マイケル学校はどうしたんだよ?学校はいかなきゃいけないんだぞ。もしかして風邪か?風邪なら早く寝なきゃダメだ!!」
金髪は、慌てたように言い出した。
「俺は風邪引いてないんだけど。」
「じゃあ、なんで来ないんだよ!!」
「なんで、いかなきゃいけないの?」
「いかなきゃいけないからだ!!」
「どうして?」
「勉強しなくちゃだからだ!!」
「どうして?」
「大人になるためだ!!」
「どうして、大人にならなきゃいけないの?」
「それは‥‥ー。もう!マイケル屁理屈ばっかりいってると嫌われるぞ!!友達がいなくなるんだぞ!?」
「どうして、友達がいなくなっちゃどうしてダメなの?」
金髪は顔を真っ赤にした。
「屁理屈ばっかで、お前なんか嫌いだ!!」
そう言ってどっか行った。
僕は大きく開かれたドアを閉めて、部屋のなかに入った。
なんだか、よくわからないけど、勝手に友達になって、嫌われたらしい。
嫌われたってことは。
もう、来ないんじゃない?
最初のコメントを投稿しよう!