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「もう一回やってくれよ」
「え゛」
うわ。顔がすごく嫌そうだ。笑える。
「さっきも言ったけど、できないなんてことは「わかった。やる」
そうこなくっちゃな。
内心でほくそ笑む。
先程と同じ手順を踏んで紅茶を口内へと流し込む。
「っ!?」
ただ、今度は放してやらなかったけどな。
紅茶を嚥下しながら放そうともがく律識の口内へ舌を侵入させる。
「ふっ…ぅっ…んぁ…」
舌を絡ませ、口内を舐め回し、そうして律識は抵抗も虚しく力も抜け身体を俺に預けるように倒れてきた。
ついでに、律識の背に手を回し完全に逃げられないように抱き締めた。
これでもう、こいつの身体も意志も俺の思い通り。
流石に息が苦しくなって顔を解放してやると、
頬は真っ赤で息が荒く、半泣き状態で無茶苦茶そそるものがある表情をしていた。
「…はぁ…な、にするんだ…っは…だいぶ苦しかったんだぞ…っ」
そう睨み付けられても、逆に襲いたくなるんだが…今日は許してくれるんだっけな?
「なっ何を…」
肩に手を置き、ベッドへと軽く押す。
あっさり倒れた。
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