4人が本棚に入れています
本棚に追加
あーあ。そんな色っぽい倒れ方されちゃ、簡単に襲われちまうぞ。
襲う俺が言うのもなんだが。
律識の膝位の上に座り、もう心を決めたらしい律識のジャケットを脱がし、ネクタイを外して律識の手に巻き付け縛り、
「そんなことをしなくても、抵抗など…」
余りにも可愛いことを言ってくるので、頭を軽く撫でてやる。
そして、ベストのボタンを外し、シャツのボタンを外してはだけさせると、
隙間から見える肌はかなり赤く色付いていた。
「ふーん。こりゃ、前の主人とかとなんかあったんだな」
なんの気なしに肌を撫でてみる。
必死に声をあげることを耐えている律識。
「感じるのか?」
律識は少し考えてこくり、と頷いた。
「ふーん」
律識の胸へ顔を近付けた瞬間。
ガチャ。
扉が開いた。
最初のコメントを投稿しよう!