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やれやれと振り向くと、女の子は、渡した長袖のTシャツを裏表反対に着て満足そうにベッドに座っていた。
なんてだよ!っと、つっこみそうになるのを必死に堪えて向かい合って座った。
正面から女の子の顔を見る。
驚いた。
この子、ものすごい可愛い。
僕が今までに会ってきた女の子の中で断トツ1番なんじゃないかってくらい可愛い。
聞かなくてはいけないことがたくさんあるのに、不覚にも見惚れてしまった。
「んーと。」
女の子の声で我に返る。
「アイ、3さい!」
女の子は非現実的なことを、一点の曇りもない瞳で言った。
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