( ^ω^)中学奮闘記のようです

１２

ドクオはまず今まで隠していたことを謝ってきて、そしていじめのことを話し始めた。

どうやらいじめられているのは放課後のようで、僕と帰る月曜日以外のどこかだそうだ（今週は昨日だったらしい）。放課後になるとほぼ人がよりつかない２階の廊下の右端、元演劇部部室で腹などを中心に蹴られていたそうだ。顔などの、常に外に肌を露出している部分への攻撃はしてこないという、卑劣極まりない行為だ。

(#^ω^)「あいつら・・・！」

('A`)「先生にチクったら、今度は兄者や弟者をやるって言われてよ。ほら、あいつらは説教されたくらいじゃ止めないだろうし」

( ^ω^)「寧ろますますいじめがエスカレートしそうだおね」

兄者は体育を見る限り、運動神経はあまり良くない。あの２人を返り討ちにすることなんて不可能だろう。

だからドクオは、誰にも言わなかったんだ。