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( ^ω^)「ごめんお、気づいてやれなくて」 (;'A`)「な、なんで謝るんだよ?」 ( ^ω^)「長年ドクオと一緒にいるのに、ドクオが苦しんでることに気づかなかったこと・・・」 ドクオは僕を信用してないのだろうか、と一瞬だけよぎったけどすぐに考えを捨てた。 ドクオは、人に迷惑をかけないように行動するような男だ。 ( ^ω^)「もう無理しなくてもいいお」 ('A`)「ブーン・・・」 ( ^ω^)「明日、先生に言いに行くお」 (;'A`)「で、でもそれじゃあ兄者たちが!」 ( ^ω^)「大丈夫。兄者には弟者とクールがついてるお。ドクオは・・・帰る前にトイレに行く習慣を止めればつかまることもないしね」 ('A`)「・・・そう言われりゃそうだな」 そう、ドクオがいじめらる隙を作ったのはそれだった。なら、先生に言いつけたあとはずっと誰かと一緒にいればいい。
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