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晃輝より少し背が低いがバスケットをするには十分な体格の持ち主
スポーツがりで、がっしりしており、手がとても大きい
「主将の宮原 健太だ、よろしくな
入部希望者か?それとも見学だけか?」
そう言いながら、手を差し出し握手を求めてきた
別に嫌がる理由も無かった晃輝は健太と握手をし、質問に答えた
「入部希望っす
今すぐ入りたいんすけど、記入用紙とかないんですか?」
すると健太は、眉間にシワをよせ、不思議そうな顔をして悩みこんでしまった……
晃輝は、何かおかしなことを言ったかと顎に手をあて、今の会話を振り返った
何もおかしなことは言っていないはずだ――――……
しばらくすると、健太はちょっと待っててくれと言い、他の部員達の所へ行ってしまった
何かを確認しているみたいだ
遠くて、何を話しているかまではわからないが
そういえば、一年生らしき人の姿が見当たらない
まだバスケ部に入部した一年生はいないのだろうか……
そんなことを考えながら、晃輝は健太が戻って来るのを待っていた
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