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俺の真横から声が聞こえたのだが気のせいだろうか…
俺は確認するように右を見る。
予想どうりの人物が椅子から立ち上がって、先生に質問してる…
(神様…あんたは俺に何をさせたいんだ!?それとも、ただの嫌がらせか!?)
俺のパートナーが朝あった少女、って不幸にも程がある!!
そして、俺の予感が正しければ、パートナーの変更は無理だな…
「まぁ、学校で決めたペアだから、変更は無理だね。それに魔術のエリートである鳳凰君が素人である神谷君を指導してくれた方が教師としては楽だし…」
「先生がそこまでいうなら…」
「じゃあ、次のペアを発表するよ。三組目は………………」
俺の頭には三組目以降のペアの名前は入らなかった。
俺は初日からどうすればいいんだよ…
「そんじゃあ、以上20組のペアで明後日の魔術実技試験をするからパートナーと仲良くね。ちなみに、パートナーは一年間変わらず、同じ部屋だからよろしく。それと、試験まではパートナーと一緒に行動するに。してなかったら、場合によっては試験から減点するかもしれないからね」
同じ部屋で試験までパートナーと行動って…
はぁ…もう、どうにでもなれ…後のことはもう知らん。
…………………………………………………
――――キーンコーンカーンコン――――
四時間目終了のチャイムがなる。
「今日はこれで全ての授業終わりだから、皆、寮に帰ってから明後日に向けてちゃんと練習しとけよ」
(はぁ…このあと、俺どうしよう…一緒に帰るって訳にもいかないし…)
「あっ、それと、神谷君は後で職員室に来てくれる?」
「は、はい。分かりました。すぐ行きます」
(?何のようだろう…とにかく行ってみるか。そういえば、魔力検査やるとか朝言ってたけど、それのことかな?)
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