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意外に、俺のクラスから職員室って離れているんだな。
「失礼します。二年A組の神谷 悠真ですけど、アレン=ギィルティー先生いますか?」
「お、やっと来たな。じゃあ、早速、検査やるからついてきて」
「はい」
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ここでやんのか。大きさは教室の半分くらいしかないけど、魔力検査をやるためだけに作られたのかな?
「そこに座ってくれ」
座って何をするんだ?
「これから何をするんですか?」
ここにきたからには、流石に答えてもらわないと困る。
「そういや、説明してなかったな。ちょっとの間この機械に腕を入れてもらうだけだ」
血圧計に似ているけど、こんな機械で魔力なんてもんが計れるのか?
「別に痛みとかないはずだから怖がらなくていい」
はずって確信持てないのかよ!
とにかく、やってみるか。
「えっと、ここに入れればいいんですか?」
「あぁ、入れたら少しの間、動かさないでくれ」
「分かりました」
少しってどのくらいだよ!
――――ピーピーピー――――
はやっ!動くなって言われから数秒しか経ってないぞ。
「!?」
ん?今、アレン先生の顔色少し変わらなかったか?
「あ、あの~アレン先生?どうかしましたか?」
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