第一章 始まりの日

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…………………………………………………  え~と、あ、あったあった。これが職員室か… 「失礼します。今日転校してきた、神谷 悠真ですけど、担当の先生は………」 「おぉ、君が転校生か」 「は、はい…」 「俺は君のクラスの担任のアレン=ギィルティーだ。よろしく」  この人が俺のクラスの担任か……………金髪に黒目ってどっからどうみても不良にしか見えないんだが…マジで担任なのか。  取り敢えず挨拶はしないと。 「よ、よろしくお願いします」 「最初に、魔力検査をしたかったのだが…時間ないから、そうだな~後でまた職員室に来てくれるか?」  そういえばそんなこと書いて有ったな、転校手続き書に。 「あ、はい。分かりました。それで、魔力検査って具体的に何をするんですか?」 「ん?あぁ、そうだったな。魔力について何も知らないんだったな」 「は、はい」 「え~と、魔力検査っていうのは、魔力の素質があるかどうかを調べる、まぁちょっとした検査だ」  具体的に教えてくれないのかよ!! 「取り敢えず、もうHRの時間だから教室行くぞ」 「あの~俺のクラスは…」 「あ、そういえば言って無かったな。君のクラスは二年A組だ」
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