4/7
前へ
/39ページ
次へ
桃太郎は謝りました。 『ごめんなさいお爺さん。僕が間違ってたよ。たくわんは大事にしなきゃね。』 お爺さん(少し毛深い)は 『ほんとに…このたくわんはまっ黄ぃ黄ぃじゃ…。婆さん早ぉ処分せぇ。』 痴呆症は悪化する一方でした。 ざっくばらんな桃太郎も、ほんとは気にしてます。 出生が気になり、お婆さん(足が臭う)に聞きます。 『お婆さん…ところでそもそも子宮って何?。僕見てみたいなぁ。』 満面な笑みと屈託のない目でお婆さん(爪が伸びてる)に詰めよりました。 お婆さん(特に右手の小指)は詰めよる桃太郎に男性を感じました。 お婆さん(切ろうか悩み中)はそんな女性な一面が出た自分に対して、お爺さん(好物たくわん)に悪いと思いチラ見しちゃいました。 お爺さん(座ってる)はお婆さん(爪が気になる)を確かに睨んでました。 桃太郎に一瞬でもドキッとしたお婆さん(爪ばかりいじってる)にヤキモチを妬いてます。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加