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桃太郎はすくすくと元気に育ちました。
お爺さん(今も名前不祥)とお婆さん(こっちも名前不祥)に切られた切り傷も、完治しました。
生活費は芝刈りしかしてないので火の車でしたが、相変わらずお婆さん(名前不祥)は川へ行き洗濯三昧です。
育ち盛りの桃太郎を育てるのには無理があります。
ましてや世間の目もあり、育児放棄してる親だと思われたくない一心で、桃太郎にも、世間様にも『お爺さん(年齢も不祥)お婆さん(年齢詮索は失礼)』と呼ばせ、遠い身内の子供で一時期引き取っていることにしました。
ですが、そんなシナリオを作っても、やはり生活は貧しいままでした。
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