第一章 別れと出会い

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「ちょ…ちょっと待ってよ!!何か雰囲気がおかしいよ!!」 「なに!?」 足を止めてよく見てみた。 確かに5人程の人物が黒いマント着ていて、顔がみんな見えない。 今まで体験したことのない、体の底から恐怖を感じられる雰囲気を醸し出していた。 「こっちだ!!」 俺達は向こうから見えないように瓦礫に隠れて様子を見ることにした。 ――――――――― ―――――― 「ちょ、すごくないっすか!?ベイン様!!ここまでの威力があるなんて…」 「本当よ。まぁ、あいつをここまで鍛え上げたベイン様もすごいけど。ねぇ❤」 「まぁな…。あいつは最初から力を持っていた。だから、私が少し教えるとすぐにのみこんでここまでの魔力になった。ククク…これからが楽しみだ。」 ―――――――――― ―――――――― あいつら…今…何つった…
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