第一章 別れと出会い

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「なんだ…それは…?」 「何これ!?魔力がなくなっていくわ!!」 相手側は明らかに戸惑っていた。 しかし、少しすると俺は力尽きたように地面に倒れてしまった。 ベインはこちらに歩いてきて、俺を見下していた。 「まさか、お前もあいつと同じような力を持っているとはな。まぁいい。お前ら、厄介事にならないうちに、早くここから退くぞ。」 「「「分かりました。」」」 「ま…待てぇ…」 奴らはマントをひるがえし、町の外へと出て行った。 「アル!!」 彼女は急いで俺の所へ来た。 もう…だめだ…意識が… ――――――――――― ――――――――― ―――――――
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