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「なんだ…それは…?」
「何これ!?魔力がなくなっていくわ!!」
相手側は明らかに戸惑っていた。
しかし、少しすると俺は力尽きたように地面に倒れてしまった。
ベインはこちらに歩いてきて、俺を見下していた。
「まさか、お前もあいつと同じような力を持っているとはな。まぁいい。お前ら、厄介事にならないうちに、早くここから退くぞ。」
「「「分かりました。」」」
「ま…待てぇ…」
奴らはマントをひるがえし、町の外へと出て行った。
「アル!!」
彼女は急いで俺の所へ来た。
もう…だめだ…意識が…
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