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「……いっ……おいっ!!大丈夫か!!」
ん…誰だ…?
「ん…」
「おうっ、起きたか!!」
えっ、マジで誰!?
俺は呼びかけていた男の横を見た。そこには心配そうに俺を見つめていた彼女がいた。
よかった。彼女を見たらほっとした。
「よし、こいつが起きたところで早くここから出るか。」
そうか、今ここは炎に包まれているんだった。
「立てるか?」
「えぇ、大丈夫です。」
そして俺達が町を出るために歩いていると…
呆然と町を見て立ち尽くしている、俺とあまり年が離れていないであろう男の子がいた。
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