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「おい!!大丈夫か?しっかりしろ!!」
「えっ…はい、大丈夫です。」
そうか、こいつも俺らと同じで…
「なぁ、俺達と逃げよう。早く出ないとあぶないよ。」
「えっ、でもっ…」
俺は答えを聞く前に彼の手を引っ張っていた。
「おじさん、こいつも一緒に連れてきてもいいよな?」
「あぁ、構わないよ。」
おじさんの家は森の中にあるそうで、門から出て遠回りして森に着いた。
「ほら、あれが我が家だよ。」
おじさんが指差して言った。それは家と言うよりは、小屋と言った方がしっくりくる。
「好きなところに腰掛けてくれ。」
中は木の椅子と少し大きめのちょうど4人が座れるような机が部屋の真ん中にある、必要最低限のもの以外何も置いてなさそうな部屋だった。
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