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さらなる侵攻を続ける帝国軍と、それに対抗する連合軍はアジア各地や太平洋で激闘を繰り広げる。
列強国が集うヨーロッパでも帝国軍の侵攻が激しかった。
電撃戦によりまだ防衛準備の整っていない地域を制圧し、一気にその範囲を拡大した。
欧州各国はイギリス、ドイツを中心に欧州防衛連合(EDU)を設立、各国で連携をとりながら帝国欧州方面軍に対抗した。
現在、欧州連合はスエズ運河を渡りインド洋に進出する作戦準備を行っていた。
地中海のイギリス海軍基地などに多数の艦艇が集結している。
海だけではない。
陸・空軍も揃えられた、欧州軍の総力をあげて準備を行った。
その中には星条旗と日の丸もあった。
日本は、長距離輸送機『天翔』(あまがけ)とアメリカの援助を受け、欧州戦線に参加していた。
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