第1話~開戦の狼煙~

2/23
168人が本棚に入れています
本棚に追加
/119ページ
戦国時代、日本の大名は周辺の島々の開拓を始めた。 また江戸時代にはスマトラ島やインドシナ半島の資源を利用した貿易によって栄えていった。 明治に入り国号を『大日本皇国』と定め、さらに貿易をすすめた。 ある時、デカン高原に清国から独立しようとする国が現れた。 清国と仲が悪かった日本は独立支援のために清国に宣戦布告。 日清戦争が始まった。 日本が朝鮮半島周辺を占領すると清国は降伏、独立国としてアルマン王国が設立された。 アルマン王国は日本との同盟を結びインド洋を中心に貿易で急速に成長していった。 20世紀始めに南下政策をすすめる帝政ロシアが日本と衝突、日露戦争が始まる。 日本の連合艦隊はアルマン王国艦隊とともに最強と呼ばれていたバルチック艦隊を破り、日本はロシアに勝利した。 その10年後、列強国同士のぶつかり合いから欧州大戦が開幕し、イギリスとの同盟から日本は欧州大戦に参加した。 その時に投入された飛行機に可能性を感じた日本は、世界初の正規空母『鳳翔』を竣工させた。 そして日本は航空母艦を中心とした海上戦力を強化していった。
/119ページ

最初のコメントを投稿しよう!