第1話~開戦の狼煙~

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艦載機は急加速と減速に耐える頑丈な機体になっているゼロ戦、攻撃機流星、彗星の3種類がある。 それを全長の半分をしめる飛行甲板に並んでいる。 「偵察隊から報告。不明艦隊の艦影は日英の複合型。おそらくアルマン王国の艦隊と思われます。」 「アルマン王国だと?なぜあの国が・・・。」 「艦隊は戦艦が中心の構成で、航空母艦が数隻含まれる模様。アメリカ艦隊も応戦していますが壊滅的状況です。」 「わかった。全艦、最大戦速!アメリカ艦隊の援護に向かう。」 第一艦隊は速度を上げ真珠湾に向け急いだ。 「アルマン艦隊までの距離40000に接近。現在もアメリカ艦隊と交戦中。」 「攻撃隊出撃せよ!同時に初弾、徹甲弾用意!」 4隻の空母と2隻の航空戦艦から150機を超える機体が次々に飛び立つ。 翔鶴の赤松秀作(あかまつ しゅうさく)大尉を総隊長としてアルマン艦隊に向かう。
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