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「方位10、距離20000になったら砲撃を開始する。」
第一艦隊には4隻の戦艦が所属している。
『金剛』『霧島』『扶桑』『山城』である。
金剛、霧島は金剛型戦艦で伊勢と同じ35.6センチ連装砲を4基装備していて、30ノット以上の快速を誇る高速戦艦である。
扶桑、山城は日本が初めて設計から建造を行った超弩級戦艦で金剛型と同じ主砲を6基装備した高い攻撃力を誇る戦艦である。
扶桑型は建造時に問題視された斉射時の爆風問題を解消された。
また、機関を新型のニ号艦本式ボイラーに変更したことで速力が26ノット以上に上昇した。
「こちら攻撃隊。アルマン艦隊と接触、戦闘を開始します。」
アルマン艦隊に5隻の中型空母が確認できた。
そこから防空のための戦闘機が次々に飛び立っている。
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