第220話 ゼロからの旅

5/9
前へ
/2210ページ
次へ
朝、学校に向かう途中、大勢のヤンキーに囲まれた。 「ちーす、夜風ちゃん」 夜風「え?」 「おはよう」 夜風「ん?あ、ひなちゃん」 ひなちゃん「4年言ったけど、正確には3年だけどさ、ほら契約書にサインしろよ。」 夜風「いやあのすいませんでした」 ひなちゃん「は?男だろ?出来ねーのか?」 夜風「いや多分出来る」 「おいこんなヘタレがあの可鈴の彼氏かよ」 夜風「す、すいませんでした」 ひなちゃん「サインしなきゃ、今ここでボコルから」 泣きそうになりつつもサインした。 夜風「し、資格取るだけで合格でいいですよね?」 急に敬語になる夜風。 ひなちゃん「当たり前じゃん。ちょっと殴りたいから、全裸になって?」 夜風「え?いや何でだよ」 ひなちゃん「ちょこっちこい」 無理やりヤンキーに連れて行かれた。 ヤンキーに服を脱がされ、ひなちゃんをみた。 夜風「すいませんでした」 ひなちゃん「足舐めてよ。惨めな雑魚さん」 悔しい。何なんだコイツ。 思い切って走った。 だが、ヤンキーにすぐ捕まった。 足を口に入れられ息できない上に、中学生なのにタバコを吸い煙が顔にあたる。 「こいつ泣いてるぜ」 ひなちゃん「あんたさ、喧嘩売る相手違うよね?股広げてよ」 ゆっくり広げた。 もう死ぬんじゃないかって位命令に従った。
/2210ページ

最初のコメントを投稿しよう!

480人が本棚に入れています
本棚に追加