第220話 ゼロからの旅

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ひなちゃん「脅したり変な事しないんだね。」 夜風「え?うん」 学生ならしてたさ。だが一応社会人。未成年に手を出したら逮捕されるのは知っている。 夜風「ひなちゃん。仕事終わったら1人探しの家決めたんだけど、可鈴に内緒で来ない?」 ひなちゃん「うん。どうせエッチな事するんだろ?」 夜風「え?しないよ。可鈴がいるのに、それに可鈴招待するに妹から確認して貰おうかと」 ひなちゃん「ふうん。あんな安い給料でよく一人暮らしなんて考えるね」 夜風「うん。可鈴の家に居るわけにも行かないし」 ひなちゃん「じゃあ仕事頑張れよ」 早速、仕事をしに向かった。 ---- 厨房 バカ「あのエビって100こ皮剥けばいいですよね?」 先輩「あ?お前まだ終わってねーの?」 バカ「すいません」 バカは不器用なせいか、エビ1こに30分もかけている。 先輩「おいお前もう帰れやアホ」 先輩に無理矢理、外に追い出され泣きながら何度も抵抗している。 そしてついに逆ギレしだした。 バカ「俺、実家が蕎麦屋何です。でも、無能でだから初心者でも大歓迎な店に来た。あんたには負けたくねーし、俺は何と言おうと此処にいる」 先輩「は?だから俺がお前の介護しろってか。包丁もまともに扱えない上に身だしなみも雑。そこまで度胸あんなら坊主にしてこい。そしたら、少しは面倒見てやるよ」 バカ「は、はい」 同じ高卒とは思えない。 夢がある人はこんなにも違うのか。
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