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またいつもの様に電話が鳴る。
ディスプレイを見て
固まる真理子。
“着信 090260*****”
知らない番号…
なら良かった。
この番号は明らかに悠斗だった。
真理子の番号と悠斗の番号は良く似ていて、
番号を交換した時に、
“似ているね”と
会話した。
あの時の会話が
鮮明に頭によぎる。
迷ってしまった。
出ようかと。
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