“いつも通り”

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迷っている間に 留守電に変わり、 電話が切れる。 心臓がドキドキして 落ち着かない。 数分、固まったままの真理子。 携帯とにらめっこしていると、また着信を知らせる。 画面に写る“雅人さん”の文字に、安心してしまう。 『もっ、もしもし。』 「ははっ!!真理子どーした!? 超挙動不審!!」 『そっ、そうかな!?』 「なんかあったか?」
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