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えむ「緋汰クーン お風呂あいたよー」
『あぁ、はいりますはいりますっ』
くま「じゃあ、また後でね」
『はいっ』
一枚また一枚と服を脱ぐ。
まだ季節は冬…素肌に冷たい空気が刺さる。
そんなのもお湯に浸かれば感じない。
ゆっくりと浴槽に腰をおろす。
『はぁ…』
深いため息が出てしまった。
僕はいつまでここにいるつもりなんだろう。
というか…なんでここに私はいるんだろう…
そう想いながら曇った鏡に指でなぞりながら、なんのせい?と問いかける。
鏡は光を放った。
文字が浮かび上がった。
"(゚-゚)!"とー…
顔が熱くなるのを感じた。
いそいで鏡の曇りをふきとる。
『…どういうこと?…僕はゆうさんのことー…』
?「好きなんでしょ?」
身体中の毛が逆立つ
ほんの小さな音もよく聞こえるようになった
『だ…誰かな?/// レディの入浴を邪魔するのは…』
声は女っぽい…脱衣所の方から聴こえる。
?「いま知りたいのはそんなことじゃないでしょ?」
『…っ///』
?「急がなくても答えはもうすぐでる。」
『どういうこと?』
?「これ以上はいえない。じゃあね。」
『なん…なの?』
のぼせてしまいそうだからもうあがることにした。
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