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翌朝
『んにゅー』
私は何かの物音で起きた。
何かに物を詰め込むような音。
ゆう「あ、起こしちゃった?」
『…ゆうしゃん?』
ゆう「どーした?」
作業しながら答える。
優しくてあったかい声
『…どっかいったりしにゃいよね?
ずっと…みなみの側にいてくれるぉね?』
ゆう「…どうかな」
はっとした。
まだ眠くて意識もふわふわしていたのに突然現実に引きずり出されるような気持ち。
ベッドから降りてゆうさんを探す
ゆうさんはすこし寂しそうな目をしてる。
『どしたの?』
ゆう「…ぎゅーってしていい?ww」
『いいよ?』
ゆう「あれw照れないw」
『それでゆうさんが元気になるならいいよ。』
ゆう「…どこまでわかってるんだ?」
『夢かもだけど、ゆうさんサークル主催やめるっていってたかもだからそこまで。』
ゆう「そっか…」
ゆうさんは僕にぎゅーってする。
ゆう「その通りなんだ…」
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