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「僧侶ちゅっちゅっ……大好き…………好き」
「……」
夜中の、3時。
寝ぼけているのか、夢を見ているのか。
勇者が俺の頬にやたらとキスをしてくる。
今なんて口の中に舌を突っ込まれてる。いや、お前起きてるだろ。
「このやろっ……」
引きはがすと、少し眉をしかめる。
そして丸くなって唸り出す。うわ…………面倒くせぇ。
現在寝室、マオに一室まるまる貸して貰ったんだが、この部屋広いのなんの。
前……てか昨日に泊まった時にも思ったが、一人は寂しい。
と、いうことで勇者を連れて来た……いや、勝手にきたのだか今この有様。
マオも勝手にきて、BでLな夢を見ているらしく俺と勇者の名前や下ネタを呟く。
今は勇者は女だぞー、と言いたいがその前にこの地獄をどうにかしたい。
まぁ、以前にもこのようなことがあった……んだけど今回は両方同時。前までは片方だけだったのだが。
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