二、お菓子と先輩

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「…気持ち悪いを通り越して…怖い。」 「…こ、怖い…?」 「女子の間でって。 何で俺の成績知ってるのっつーか笑わないって楽しいことがなかったらそりゃ誰も笑えないっつーか女子といて楽しいことなんか一度もあったことないっつーか。」 「…そ、そうなの? 中里くんがこんなに沢山喋ることあるんだね…」 「…俺が沢山喋ったりしたら変なの」 「…変…、じゃないけど…」 「俺だって喋ったり、泣いたり笑ったり怒ったりするよ」 「うん…」 「………………女子ってホント怖い。何も知らないくせに勝手に自分の理想像作ってそれを押し付ける」 「そ、それは…男の人だってあることでしょ」 「俺はそんなことしない」 「中里くんは、でしょう… 男の人だって…勝手に人で妄想して楽しんだりして…っ 気持ち悪い!」
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