三、きこえてますか
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「はい」 「…え?」 ペットボトルのお茶を手渡すと 不思議そうにこちらを見上げる 「…顔、真っ赤だけど 体調悪いんじゃない?」 「…え…そうかな…」 「うん」 「ええと…ありがと…」 「ん」 「確かに、さっきから顔暑いし… くらくらするよな気が…」 そういって 相変わらず真っ赤な顔でコクッと喉をならしながらお茶を飲みこむ その姿が 何だか 何でか
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