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「それで…今朝、ボーッとしてた俺に声をかけたよね?」
「そう…だったな。様子がおかしかったし。」
「その時、俺から少し離れた所に女の子が居なかったか?」
「ん~…。いや、居なかったはずだけど。」
「居なかった?!そんなはずは…」
俺は確かに見たはずなのに…。
「よしっ。そんなに気になるんなら、その場所に行ってみようぜ?」
「へっ?…って、うわぁ!!」
強引に連れていかれた…。さすがにもう居ないと思うんだけどな。
『あ、鞄が…。』って思ったけどろくなもん入ってねーし置いて行くことにした。
でも流石に竹刀だけは持って教室を出た。
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