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離れたくないなって思って
握っていた手を
少しだけ強く握り直した
まるで、わかってるみたいに
君は柔らかくほほえんで
僕の手を握り返した
きっとまだ僕の知らない君がいる
君の知らない僕がいるように
だけど少しずつ見せていこうと思う
そして僕はまだ見ぬ君を見つけていく
探り合って、見せあって
受け入れて
そんな時間は
こぼれ落ちるくらいあるだろうから
ゆっくりやっていこうよ
もう一瞬も目が離せない
巡るめく日々のその1秒さえ
君はまた変わっていくんだから
離れないよ
だから君もはなさないでね
゚
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