副会長の発生

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――――五分後―――― 「あぁ、そういう事ですか!!」 「わかったか?」 「はい、ありがとうございます!」 すっきりした僕は満面の笑みを浮かべ言った。 すると、会長は目を見開いた。 「お、おう、また何かあったらグダグダ言わず早く言え。」 と言い早足で戻っていく。 ……ちょっとイラっとした。 「はい。」 「あぁ、そうだ。九条、お前の部屋9階に移ったから。ほらこれ、部屋の鍵。寮長から貰ってきた。」 と言って、鍵を投げてきた。 「そうなんですか、ありがとうございます。」 鍵にはnine-002と掘られていた。 目を見開いたのは何だったのか… と考え、そして僕はまた仕事に集中する。
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