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流良は長い廊下を迷いもせず歩く。
コツコツコツ
流良の足音が響く。
シャラ…シャラ
十字のネックレスが擦れ会う。
?「ねぇ、君名前は?」
流「赤沢静」
?「絶対違うよね?」
流「五十嵐」
?「あの、有名な一年の?五十嵐?流良??やっと寮から出てきたんだねっ」
そこでやっと流良は後ろを振り返った。
銀髪の青年。
ムカつく…。
?「僕の名前は三条河原…亜希(サンジョウガハラ…アキ)よろしくね☆ところで君、なんでこんなところにいるの?ここは、一般生徒立入禁止だよ。」
流「赤い……髪の青年。……探してる。」
亜「赤い髪?なら、会長は赤い髪だよ。」
流「会長?」
亜「そ、生徒会長。」
流「Thank you」
流良は生徒会室へ向かった。
銀の十字架のネックレスに黒い首輪のアクセ、指には指輪が一つぽつんとはめられていた。
それが、五十嵐 流良だった。
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