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「ふぅ... 勝手にお邪魔したみたいですみません。ここが死後の世界では無いのなら、私は家族が心配ですので家に帰りたいのですがここがどこなのか教えてもらえませんか?」 私が男に尋ねると、男はこっちを睨みながら私の体を上から下へとみわたした 「名をまず名乗れ。それになぜそんな衣を着ている?」 私の質問は無視ですか? フツフツと湧き上がるものを抑え男の質問に答える 「私は坂梨歩夢です。衣?服装ですか?すみませんこんな格好で。 家族と出かけるだけだったので、そんなお洒落してませんでした。」 私はTシャツにジーパンと言う、お洒落とは程遠い格好をしていた。 自分の今の格好を見て、変だと言われているのだと思い苦笑いぎみに答えた。
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