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「誰だお前は?どこから入ってきた?」 低い男性の声 声の降ってきた方に顔を向けらると、竹刀を持ってこちらを睨みつける着物姿の男が立っていた 竹刀の先は私の首元に当てられていて、驚いた私は声を出せずにいた 「おい!聞いてんのか? お前何者だ?どこから入ってきて何をしているのか聞いてるんだ。 それにその衣はなんだ」 竹刀をどかす事なく、威圧的な言葉を話すこの男 私もこの状況を理解していないが、何か話さなければ今にも殺されそうな勢い 少し息を吸って視線を男の目に合わせた
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