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俺は高校を卒業し
逢花と一緒に大学で学んで
俺はやっと就職をして
早いことに数年が過ぎた
もう倦怠期も何度と経験し
別れかけては引っ付いて
何年付き合ってるのか
逢花はきちんと覚えてるんだろうが
俺には全く覚えてない。
それでも、苦笑いで
逢花は言うのだろう
「まったく、ひどいよね。
もう==年も付き合ってるのに」
しれっと答えを交えて
自分は何でも無いふりで。
優しくて、気兼ねなくて
ずっと一緒にいる幼馴染、兼恋人。
そんな逢花が好きだから
俺は、こんな所にいた。
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