お化け屋敷と見えない少女

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―― 翌日、学校 ―― 柊「遅ぇぞ、橘ぁ!」 橘「いやいや、教室着いた瞬間にオレの机に座って上から目線ってこれ如何に?」 柊「こまけぇ事はいいんだよ。ちぃーっと面貸せ」 橘「あ、それはムリだな。まだ宿題終わらせてないんだ」 柊「……ド低脳が」 橘「お前、ちょっと酷過ぎじゃないか」 柊「昼休み飯一緒に食うぞ。そん時に話がある」 橘「はいはい。男からの誘いってのは嬉しくないけど、つきあってやるよ」 柊「言ってろ」スタスタ 橘「……あいつから誘ってくるなんてな。あ、ちょっといいか?」 「ふぇっ! た、橘くん!?」 橘「宿題忘れちゃってさ。見せてくれないか?」 「い、いい、いいよっ!! う、うん、好きなだけ見ていいから!」 「アンタ、なに服脱ごうとしてんのよっ!」 「橘、お前なに言った!」 橘「宿題見せてくれって言っただけだ!」 「しゅ、宿題忘れたから、私の体見せてって言ってくれたんだよね!」 橘「どうしてそういう曲解に至ったの!?」 柊(やべぇ、宿題とか完璧に忘れてた。オワタ……)
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